2010年5月17日月曜日

今年のプレミアリーグの感想

今期はチェルシーが優勝した。どのポジションにも安定感があり、実力のある選手がいたと思う。上位のチーム以外との対戦では、まるで大人と子どもが戦っているような空しさすら感じさせる強さだった。得点王を取ったドログバは圧倒的なフィジカルと決定力があり、彼に太刀打ちできるDFはいないような凄みがあった。ただ、自分はチェルシーのサッカーのスタイルはあまり好きではない。圧倒的な力があるだけに、簡単に相手を崩すことができてしまい、あっけなさを感じさせるからだ。それはマンチェスターユナイテッドにも共通している。今期はルーニーが本来持ち合わせていた得点力を遺憾なく発揮していたが、彼らの力も頭抜けていてサッカーの工夫という点では興味を惹かれなかった。そういう点では、やはりアーセナルのように、若くてまだまだ優勝するには力が充分ではないチームは相手を崩すために様々な工夫があり、スタイルがある。アーセナル以外ではトットナムも良かったと思う。徹底したサイドアタックと早い攻撃、激しい守備には熱くなった。自分は完成したチームよりもチームが強くなっていく過程に惹かれるのだろうと思う。来期はアーセナルにはシャマフが入るという話もあるが、ファンペルシーしかプレミアで通用するCFがいないので、しっかりとしたCFが獲得できればさらに強くなれるのではないだろうか。一方で、フェルマーレンが加入したものの、相変わらずDFはいまいちだったが。来期はさらに期待高めて観戦したい。

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