2010年8月9日月曜日

感情制御と不安障害:統合的批評

EmotionRegulationandtheAnxietyDisorders:AnIntegrativeReview
JoshM.Cisler & BunmiO.Olatunji &MatthewT.Feldner & JohnP.Forsyth
JPsychopatholBehavAssess(2010)32:68–82

この10年ほど、感情制御の構造に関する検討は増加しており、それから不安障害の理論についても重要な示唆が得られている。本論文は、以下の3つの研究を批評した。
1.概念的、行動的神経科学的レベルで感情制御について個別に扱った研究
2.感情制御の方略によっては恐怖を増強したり減衰したりすること
3.感情制御が単なる感情の活性化では説明できる以上の不安障害の分散を説明すること。我々は、不安障害の病態において感情制御の機能を説明するモデルを提起する。

コメント
久しぶりの更新。やろうと思ってもできない状態が続いていたが、やっとできた。
内容はともかく継続できるようにしよう。
この論文の内容自体に目新しいものは無いものの、不安障害の病態モデルに感情制御の障害を入れてくれたことで、こちらの研究はやりやすくなる。

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