自分用のメモ。厳格さを前面に出すと同時に、少しは楽しい要素を入れるべきという意見が多数だった
Rigorous learning is essential in conveying information and knowledge to
students. But in addition to that, it is better for teacher to focus
also on learning with entertainment.
2015年1月23日金曜日
fMRIにおいて社会的相互作用の課題を被験者に信じさせるための手続きに関する議論:researchgateより
自分用のメモ。社会的相互作用の課題を被験者に信じてもらうための手続き。
これ以外にも、対象となる被験者の前の被験者が実験を受けている様子をそれとなく観察してもらうのも良いらしい
ただ、完璧な手続きはないと。
2. When orally delivering these instructions, the experimenters are in a higher place than the participants (e.g. experimenter stands while participant sits down) . This is to implicitly enhance the authority of the experimenters, so that the participants are more cooperative and more willing to accept the information delivered by the experimenters.
3. Try to use some software, e.g. Z-Tree (http://www.ztree.uzh.ch/index.html),
during practice. These software allow many players interact with each
other simultaneously online. Some experimenters could interact with the
participant during practice and appear in some place that the
participant could see. This is to make the participants sure that they
are playing against some real person.
4. Before the formal task, pretend to make a phone call to another
experimenter who "is supervising the group of counterparts". You can say
something such as "It's time to start, are you ready ...... what,
someone is still peeing? pull him back, we can't let the participant
wait for too long time.......Oh, the signals in this room is too
bad...." Be sure that your participants have heard your information.5. During the practice, you can add some fake off-line information (e.g. a sudden break and some warning information on the screen "can't access the server..."). Sometime, non-perfect procedure may make the participants believe that the things here are true.
6. After getting out of the scanner, give them a questionnaire about their feelings when interacting with counterparts. If someone says that he/she does not believe that there is a human counterpart in some other place, just reject his/her data.
7. If it is OK to you, try to recruit female participants only. They are much easier to be deceived than men.
8. Do not recruit participants major in psychology. They can see through these tricks easily.
Hope these information are useful to you!
2014年11月1日土曜日
恐怖の復元への対抗;無条件刺激の提示の変化は文脈間で般化する
Countering Fear Renewal: Changes in the UCS Representation Generalize Across Contexts 2014 Behavior Therapy
不安障害の治療後において、恐怖はしばしば復活する。アナログ研究では、消去文脈の外では条件刺激は消去記憶よりも獲得記憶を活性させる。条件づけ理論は恐怖は、無条件刺激の主観的コストの減少の後に、CS-UCS連合の変化なしに低減すると仮定されている。我々は、恐怖の減少がUCS脱価値化を通し、文脈間に般化して生じると仮定した。健常学生に文脈AにおいてCSと100dbのホワイトノイズのUCSを提示した。一つのグループは条件づけの後にUCS暴露を行い、UCSの強度を減少させた。他のグループはUCSを同じ強度で提示させた。2つのグループはfiller課題を行った。全ての軍において文脈Bでの消去を行い、文脈Aでテストした。CSの提示中に、被験者はUCSの予期とコストを評定した。結果からは、消去文脈からテストに移行するとUCSの予期は増加した。対照的にUCSの脱価値化を行うと、UCSのコストの低減が文脈の変化にもかかわらず維持されていた。これらの結果はUCS脱価値化が恐怖の復元を減少させる可能性を示唆している
題名通りの内容かと言われるとそうでもない気がする。ただ、UCSが音でもいいことがまた確認できたのが自分にとっては価値がある研究。
不安障害の治療後において、恐怖はしばしば復活する。アナログ研究では、消去文脈の外では条件刺激は消去記憶よりも獲得記憶を活性させる。条件づけ理論は恐怖は、無条件刺激の主観的コストの減少の後に、CS-UCS連合の変化なしに低減すると仮定されている。我々は、恐怖の減少がUCS脱価値化を通し、文脈間に般化して生じると仮定した。健常学生に文脈AにおいてCSと100dbのホワイトノイズのUCSを提示した。一つのグループは条件づけの後にUCS暴露を行い、UCSの強度を減少させた。他のグループはUCSを同じ強度で提示させた。2つのグループはfiller課題を行った。全ての軍において文脈Bでの消去を行い、文脈Aでテストした。CSの提示中に、被験者はUCSの予期とコストを評定した。結果からは、消去文脈からテストに移行するとUCSの予期は増加した。対照的にUCSの脱価値化を行うと、UCSのコストの低減が文脈の変化にもかかわらず維持されていた。これらの結果はUCS脱価値化が恐怖の復元を減少させる可能性を示唆している
題名通りの内容かと言われるとそうでもない気がする。ただ、UCSが音でもいいことがまた確認できたのが自分にとっては価値がある研究。
2014年7月4日金曜日
健常成人における感情のラベルづけと認知的再評価の共通および異なる神経基盤
The common and distinct neural bases of affect labeling and reappraisal in healthy adults. 2014 Frontiers in Psychology
感情制御は意識的で意図的な感情の変化に対する試みとして一般的に特徴付けられている。例えば認知的再評価を通して特定の刺激や状況をより脅威的でないように再解釈することによって感情的反応を提言しようとする。しかし、感情制御の方略の中には意図的でなく偶発的な物があるというエビデンスが集まりつつあり、それは情動調整は明確なゴールではなく結果であることを意味している。たとえば、感情的ラベルづけは外的な刺激や自分の感情的反応に対して意図的な感情反応の変化を目的としない言語的なラベルづけをするだけであるが、それは感情的反応を減少させることが神経レベルでも実験レベルでも示されている。この意図的な感情制御方略と無意図的な感情制御方略が共に辺縁系と感情反応を提言するが直接これらの方略の神経メカニズムを比較した研究は乏しい。本研究では、我々は意図的な感情制御と無意図的な感情制御を検討し、事物の命名、感情のラベルづけ、認知的再評価が共通もしくは異なる神経反応や自己報告反応を嫌悪画像に対して示すかを単なる観察条件と比較して健常成人に現れるかを検討した。感情のラベルづけと認知的再評価は前頭のいくつかの制御に関わる領域の活動を共通してしめし、感情のラベルづけはこれらの領域においてはより強い活動さえ示した。扁桃体はどの方略でも共通して減少した。感情のラベルづけと認知的再評価は自己報告の現象と関連していた。これらの結果は感情のラベルづけと認知的再評価が共通の神経認知的メカニズムを持つことを指摘しており、意図的な感情制御と無意図的な感情制御が共通した神経プロセスを制御することを支持している
つい忘れてしまう。
感情のラベルづけと認知的再評価に神経基盤の差があまりないなら、認知的再評価はむしろ単なる感情のラベルづけの延長なのかもしれない。しかし、行動指標は認知的再評価の方が効果が大きい。試してみたいなあ。
感情制御は意識的で意図的な感情の変化に対する試みとして一般的に特徴付けられている。例えば認知的再評価を通して特定の刺激や状況をより脅威的でないように再解釈することによって感情的反応を提言しようとする。しかし、感情制御の方略の中には意図的でなく偶発的な物があるというエビデンスが集まりつつあり、それは情動調整は明確なゴールではなく結果であることを意味している。たとえば、感情的ラベルづけは外的な刺激や自分の感情的反応に対して意図的な感情反応の変化を目的としない言語的なラベルづけをするだけであるが、それは感情的反応を減少させることが神経レベルでも実験レベルでも示されている。この意図的な感情制御方略と無意図的な感情制御方略が共に辺縁系と感情反応を提言するが直接これらの方略の神経メカニズムを比較した研究は乏しい。本研究では、我々は意図的な感情制御と無意図的な感情制御を検討し、事物の命名、感情のラベルづけ、認知的再評価が共通もしくは異なる神経反応や自己報告反応を嫌悪画像に対して示すかを単なる観察条件と比較して健常成人に現れるかを検討した。感情のラベルづけと認知的再評価は前頭のいくつかの制御に関わる領域の活動を共通してしめし、感情のラベルづけはこれらの領域においてはより強い活動さえ示した。扁桃体はどの方略でも共通して減少した。感情のラベルづけと認知的再評価は自己報告の現象と関連していた。これらの結果は感情のラベルづけと認知的再評価が共通の神経認知的メカニズムを持つことを指摘しており、意図的な感情制御と無意図的な感情制御が共通した神経プロセスを制御することを支持している
つい忘れてしまう。
感情のラベルづけと認知的再評価に神経基盤の差があまりないなら、認知的再評価はむしろ単なる感情のラベルづけの延長なのかもしれない。しかし、行動指標は認知的再評価の方が効果が大きい。試してみたいなあ。
2014年4月19日土曜日
疼痛の認識における心理的要因の影響
Impact of Psychological Factors in the Experience of Pain 2011 Physical Therapy
この論文では、基礎的な心理的過程がどのように身体治療の理論的モデルに取り入れられるかに焦点を当てて疼痛の持続と障害の発展における心理的要因についてレビューする。
そのために疼痛の経験と関連する重要な心理的要因を要約し、科学的知見において疼痛の有力なモデルの中にそれらがどのように統合されるかの外観を提示する。疼痛は持続的な問題と治療に影響する明確な感情的かつ行動的な結果である。しかし、心理適用要因は身体治療において日常的には査定されておらず、治療の促進とは十分に適用されていない。科学的なエビデンスのレビューに基づいて臨床実践に有用であろう10個の原則を提示する。心理学的家庭は疼痛の体験や治療予後に影響するので、心理的原則を身体治療に統合することは予後の向上に潜在的な価値を持つと思われる。
疼痛のCBTにおける御大であるLintonのレビューは非常に整理されていた。今年は疼痛の方ももう少し本気にならなければ。
この論文では、基礎的な心理的過程がどのように身体治療の理論的モデルに取り入れられるかに焦点を当てて疼痛の持続と障害の発展における心理的要因についてレビューする。
そのために疼痛の経験と関連する重要な心理的要因を要約し、科学的知見において疼痛の有力なモデルの中にそれらがどのように統合されるかの外観を提示する。疼痛は持続的な問題と治療に影響する明確な感情的かつ行動的な結果である。しかし、心理適用要因は身体治療において日常的には査定されておらず、治療の促進とは十分に適用されていない。科学的なエビデンスのレビューに基づいて臨床実践に有用であろう10個の原則を提示する。心理学的家庭は疼痛の体験や治療予後に影響するので、心理的原則を身体治療に統合することは予後の向上に潜在的な価値を持つと思われる。
疼痛のCBTにおける御大であるLintonのレビューは非常に整理されていた。今年は疼痛の方ももう少し本気にならなければ。
2014年4月11日金曜日
未治療のうつ病におけるネガティブ情動の再評価の最中の脳活動と主観的体験の調整の成功のエビデンス
Evidence of successful modulation of brain activation and subjective experience during reappraisal of negative emotion in unmedicated depression. 2013 Psychiatry Research: Neuroimaging
未治療のうつ病患者12名と対照健常者24名においてネガティブ感情の認知的制御を検証するためにfMRIを用いた。研究参加者はネガティブ画像や中性画像の自己関連づけを増加(real condition)させたり低減(photo condition)させたりしている際にfMRIを行った。受動的な観察(look condition)はベースラインとして用いた。再評価はうつ病に強く影響されなかった。両群共に写真の記憶自体は良く保持されていた。グループ間では、real conditionにおいてdLPFC、前帯状回、頭頂葉、尾状核、扁桃体の活動増加が見られた。うつ病の重症度はネガティヴに対する再評価においてDLPFC、扁桃体、小脳の活動と負の相関が見られた。群間差の欠如はうつ病患者は明確な教示であればネガティブ画像による脳活動と主観的体験を調整できることを示唆する。しかし、うつ病の重症度と再評価における脳活動の負の関係性はより重症のうつ病患者と多くのサンプルであれば群間差を見いだせるであろうことを示している。
思ったより面白くなかった。
未治療のうつ病患者12名と対照健常者24名においてネガティブ感情の認知的制御を検証するためにfMRIを用いた。研究参加者はネガティブ画像や中性画像の自己関連づけを増加(real condition)させたり低減(photo condition)させたりしている際にfMRIを行った。受動的な観察(look condition)はベースラインとして用いた。再評価はうつ病に強く影響されなかった。両群共に写真の記憶自体は良く保持されていた。グループ間では、real conditionにおいてdLPFC、前帯状回、頭頂葉、尾状核、扁桃体の活動増加が見られた。うつ病の重症度はネガティヴに対する再評価においてDLPFC、扁桃体、小脳の活動と負の相関が見られた。群間差の欠如はうつ病患者は明確な教示であればネガティブ画像による脳活動と主観的体験を調整できることを示唆する。しかし、うつ病の重症度と再評価における脳活動の負の関係性はより重症のうつ病患者と多くのサンプルであれば群間差を見いだせるであろうことを示している。
思ったより面白くなかった。
2014年4月4日金曜日
再評価とマインドフルネス:主観的効果と認知的コストの比較
Reappraisal and mindfulness: A comparison of subjective effects and cognitive costs 2013 Behaviour research and therapy 51 899-904
本研究はマインドフルネスと再評価の悲しみ気分に対する効果を比較し、さらにマインドフルネス特性と再評価の習慣的使用が悲しみ気分に対するこれらの方略の効果を媒介するかを検討した。また、この研究ではこれらの方略の認知資源の比較を行った。129名の被験者は自伝的記憶の想起による悲しみ気分誘導前にマインドフルネスか再評価か何も行わないかに無作為に割り付けられた。結果からマインドフルネスと再評価は悲しみ気分に対して同程度の効果が見られた。再評価はマインドフルネスと比較して、事後のストループテストに置いて干渉が増加しており、認知的資源の剥奪が見られた。マインドフルネス特性は、再評価の習慣的使用と異なり、どの群に置いても悲しみの低減と関連していた。この研究から,マインドフルネスと再評価は同程度に有効だが認知的コストが異なることが示唆された。
すっかり忘れていた。
この研究ではストループテストだが、もう少し認知的コストの個別要素について調べても面白いかもしれない。
マインドフルネスは精神的に疲れないということだな。ただ、やった後はともかくとしてやりやすさとしては再評価とマインドフルネスのどちらがやりやすいのだろう
本研究はマインドフルネスと再評価の悲しみ気分に対する効果を比較し、さらにマインドフルネス特性と再評価の習慣的使用が悲しみ気分に対するこれらの方略の効果を媒介するかを検討した。また、この研究ではこれらの方略の認知資源の比較を行った。129名の被験者は自伝的記憶の想起による悲しみ気分誘導前にマインドフルネスか再評価か何も行わないかに無作為に割り付けられた。結果からマインドフルネスと再評価は悲しみ気分に対して同程度の効果が見られた。再評価はマインドフルネスと比較して、事後のストループテストに置いて干渉が増加しており、認知的資源の剥奪が見られた。マインドフルネス特性は、再評価の習慣的使用と異なり、どの群に置いても悲しみの低減と関連していた。この研究から,マインドフルネスと再評価は同程度に有効だが認知的コストが異なることが示唆された。
すっかり忘れていた。
この研究ではストループテストだが、もう少し認知的コストの個別要素について調べても面白いかもしれない。
マインドフルネスは精神的に疲れないということだな。ただ、やった後はともかくとしてやりやすさとしては再評価とマインドフルネスのどちらがやりやすいのだろう
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