2010年3月26日金曜日

Neuropsychological Educational Approach to Cognitive Remediationについて

Neuropsychological Educational Approach to Cognitive Remediation(NEAR)を今勤めている病院で計画している。日本語の本を買って読んでみたが、基本的にリハビリテーションの内容は患者に合わせて雑多なものを使用するというスタンスのようなので、同じNEARといってもやっていることは場合によって異なると思われる。認知行動療法的に考えれば、認知機能について機能分析をした上で、問題点に対してそれぞれ有効な技法を組み合わせて実行すると言ったところだろう。しかし、問題はリハビリテーションの具体的な内容がコンピュータープログラムで行われていると言う点である。児童や学生の教育用のプログラムは日本でもあるが、それらが認知機能にどのように有効かは分からないので、患者の認知機能の障害が評価できてもそれにあったプログラムを使えるだろうか?できれば既にNEARを施行している施設に質問したいと思う。

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