2012年1月30日月曜日

日本における統合失調症患者に対するNEARのパイロット研究

The pilot study of a Neuropsychological Educational Approach to Cognitive Remediation for patients with schizophrenia in Japan 2011 Journal of Psychiatric Research本研究の主目的は日本におけるNEARの実現性と認知機能に対する効果を示すことである。この多施設研究では疑似実験デザインを用いた。NEARプログラムは週2時間のコンピューターセッションと週一回の60分程度のグループセッションで更正されている。被験者はNEARを6ヶ月行った。さらに練習効果を考慮して、我々は21人の患者を6ヶ月の間隔をあけて2回アセスメントした。我々は認知機能を日本語版BACS-Jを用いて行った。結果的に、NEARグループは運動速度をのぞいて全般的な認知機能の改善が見られた。本研究の結果は欧米と同様に日本においてもNEARの有効性を示した。

今や懐かしいがNEARの日本における臨床研究が論文になっていた。認知機能だけでなく就労や復職、生活場面などがどのように変化したのかをより明らかにしていくことが望ましい。

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